9:30-11:30/15:00-18:00(木日祝・休診)
歯周病は歯を失う1番の原因です
目に見える問題がなくても、定期的に通院をしてしっかりメインテナンスをすることで、健康なお口の環境を保って虫歯や歯周病を防ぐことができます。
歯周病の進行と治療方法
軽度歯周病(歯肉炎・歯周炎)
歯茎で炎症が起こった状態
- 症状
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歯磨き時に出血しやすくなったり、歯ぐきの腫れや冷たいものがしみるなど。
- 治療
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歯石除去(スケーリング)などの治療でお口を清潔にします。
中度歯周病 (歯周炎)
歯を支える骨が溶け始めた状態
- 症状
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歯ぐきの腫れや出血、口臭や歯のぐらつきなど。
- 治療
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スケーリングのほか、歯の根についた歯垢や歯石などを取り除くルートプレーニングという処置や、歯肉を切って行うフラップ手術などをおこないます。
重度歯周病(歯肉炎)
骨がさらに溶け、歯がぐらつく状態
- 症状
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歯のぐらつきが大きくなり、そのまま抜け落ちてしまうこともあります。
- 治療
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中度歯周病と同じ治療のほか、それだけで改善できないときは溶けてしまった骨などを再生させる治療や外科的な処置をおこないます。
歯周病が全身に及ぼす影響
歯周病はお口の中だけの問題ではなく、歯周病菌が血流にのって全身を巡ってしまうと、
以下のようなさまざまな病気と関与することが研究されています。
- 心血管疾患
動脈硬化や心筋梗塞などのリスクが増加 - 糖尿病
歯周病で糖尿病の病状が悪化 - 呼吸器疾患
細菌が気道に入ることによる症状の悪化 - 早産・低体重児出産
胎児に歯周病が感染する可能性
歯周病を防ぐには、口のなかのプラークを減らすことが大切です。
定期的に歯科医でメンテナンスを受けましょう。